大阪・関西万博のフィリピンパビリオンは、淺川組の施工チームが工事を進めています。
それぞれの万博工事に対する思いをインタビューしました!

作業服は今回の大阪・関西万博プロジェクト用に、タッグを組む西尾レントオール様と共同で制作。
インタビュー

所長 泉 雄輔 -Yusuke Izumi-
入社2007年
Q.最初に万博の工事担当と聞いたときの心境は?
2月末にフィリピンパビリオンの工事担当の話をいただいた時点では、詳細な設計図がまだ無い状態で完成までのイメージが出来ませんでした。
その後すぐに夢洲の会場に行き、現地調査したことで、実感とイメージが湧きました。また同時に開幕までに完成させなければという強い責任感も感じました。
Q.周りで他の会社も工事をしている環境はいかがですか?
万博会場内は4つの工区に分かれており、フィリピンパビリオンは北東工区内にあります。工区では毎週1回工事調整会議があり、工区統括の大林組JV様を筆頭に30社以上の施工者が一同に集まって工事の調整を行います。
これまで淺川組のやり方しか知らなかった私ですが、他社の施工管理者と接する機会が多く、新たに気づかされることや発見があり、新鮮で良い刺激になっています。

八木 剣士 -Kenshi Yagi-
入社2019年
Q.最初に万博の工事担当と聞いたときの心境は?
楽しみな反面不安もありました。工事に携わる前はテレビやネットニュースなどの情報源しかなく、「間に合うのか」「人が足らない」などといったマイナスなイメージが強かったため、無事に開催を迎えられるのかと。
フィリピンパビリオンは所長の見事なスケジュール管理があって、順調に工事を進めることができています。基本的には週休2日でワークライフバランスもとれています。
Q.印象に残っていることは?
周辺のパビリオンでは海外から来られている作業員さんが多いことです。ラジオ体操が英語だったり、ノリノリで歌いながら作業をしていたり、休憩時間にはハンモックで寝ていたりと、日本ではあまりない文化に触れることができ、日々新鮮な気持ちで仕事をしています。

奥野 陸 -Riku Okuno-
入社2024年
Q.最初に万博の工事担当と聞いたときの心境は?
入社して初めての現場はどこだろうとドキドキしていましたが、万博?!とびっくりしたのが最初です。夢洲に初めて来たときにはそのスケールに圧倒されました。実感が湧くにつれ、自分があの万博に携われるのかとすごくワクワクしてきました。私は大阪出身なのですが、地元の一大イベントに貢献できるのは嬉しいです。
Q.印象に残っていることは?
会場のシンボルである大屋根リングがつながった際に行われた記念式典です。一周約2.0kmあるのですが、式典のあとには建設業者や博覧会協会の職員の方など約3000人がリングの上で手を繋いで輪を作り、ウエーブをしてお祝いしました。圧巻の光景で、その一体感はすごく記憶にのこっています。
最後に
淺川組施工チームは、それぞれの思いを持ちながら工事に携わっています。
この一大プロジェクトに携われるのが楽しみという気持ちと、少し不安もありながら、さまざまな課題をどうクリアしていったのか。
次回からは詳しいプロジェクト内容をお伝えしていきます!